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オーダー品のクラシカルデザインのリング
2025年04月14日(月)
今回はお客様からのオーダー品のクラシカルデザインのリングのご紹介です。
Oさまご夫妻、どうもありがとうございました😊
特別にお入れしたメッセージ刻印の「Be happy」もお二人の笑顔にピッタリです✨ヨーロッパ王侯貴族最後の時代に完成された、ジュエリー史上でも最高峰と言われている宝飾美術品たち。
ふんだんにお金をかけて最高の素材を用意し、しっかりと修行を重ねた最高の腕を持つ熟練職人達の手によって時間をかけて生み出されたジュエリーは、まさしく宝飾美術品と呼ばれるにふさわしい逸品でした。
その後、時代もくだって大量生産大量消費の時代が訪れると、お金と時間をふんだんに使って生み出されるジュエリーは、時代には合わなくなってしまい、その技法もどんどん失われていってしまいました…。
そんな中、当店オーナーは交通事故によって障害を抱えるようになった事をきっかけとして、20歳の時にジュエリー職人の道に入りました。
神戸の工房「くぎしま」というところで修行していたオーナーですが、ちょうどオーナーが30歳ぐらいの頃に、ある大富豪の方がアンティークの逸品をたくさん工房に持ち込まれたのがきっかけで、ジュエリー史上最高峰の失われた技法に触れる機会に恵まれました。
その後、持ち込まれた作品を見ながら研究を重ねた結果、この工房において、至高の技術を現代に蘇らせることに成功しました。
こちらの作品は、その技法をふんだんに盛り込んだ作品です。
作品の縁には1ミリの間に3粒ほどの極小の粒々(ミル)が手彫りで打ち込まれています。
昨今は「ミル打ち」と言っても機械彫のものが増えてしまいましたが、実際は、手彫りの方が機械彫りよりも小さくて綺麗な隆起状になっているのが特徴です。
また、繊細なレースのような透かし模様は、糸鋸を用いて丁寧に透かし込んで作っています。(「オープンワーク」と呼ばれる技法です。
画像では中々作品の良さを伝えることが難しいのですが、ダイヤの品質も最高のものを使用していますので、出来上がりの美しさが違います。
(アンティークのものは、職人の腕は当時のものは素晴らしいのですが、ダイヤのカットについては、今の方が技術も進んでいるので、現代の最高品質のものの方がよく輝きます。)
当店では本当の逸品を皆さまにお届けしたいと思っています。
最高の逸品ジュエリーをリーズナブルに手に入れたいお客様は、ぜひ当店へお越し下さいませ🙇🏻♀️