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ルビーリングをバラのペンダントに
2024年04月30日(火)
本日ご紹介致しますのは、Kさまからご依頼いただいたルビーリングのリメイクです。
当店オーナーの作品で、バラの花モチーフのペンダントがあるのですが、
Kさまがこちらを気にいってくださり、お手持ち品のルビーリングを使って、このバラのペンダントにリメイクされる事になりました。元のリングをよく見ると、メインのルビーがひとつ、丸い小さなダイヤが全部で12個と、葉の形をしたダイヤ(マーキスカットダイヤ)が4個付いおりましたので、それらを全てリングの枠から外して、オーナーオリジナル作品の雰囲気は残しながら、使用されている宝石を全部使って新たな作品へとリメイクを。
完成品をお受け取りになったKさまからは、お受け取りのご報告とともに、完成品の出来栄えについて大変お喜びのお言葉をいただきました。
Kさま、ありがとうございました。
Kさまからは、こちら以外にもいくつかご依頼を頂いておりますので、また引き続いてご紹介させて頂こうと思います。
西宮(兵庫)で、オートクチュールジュエリーやブライダルリング
アクセサリー・ジュエリーのオーダーメイド・リフォーム(リメイク)・修理(リペア)は
『ジュエリー工房 フィール』へ。※完全ご予約制となっております。
営業時間は基本的には10時-17時ですが、時間外対応も致しておりますので、まずはお電話にてお問い合わせ下さいませ。
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《KIKUI KAZUO》新作のご紹介(Soldout)
2024年04月26日(金)
《KIKUI KAZUO》より
Pt900ルビー・ダイヤ入リング
〈KC81-2IO〉
センタールビー2.39ct,サイドメレーダイヤ0.74ct実はこちらのお品、4月1日に完成後、翌日の2日に遠方からVIPの方がいらっしゃって、その方が気に入って下さり、そのままお披露目する前に売れてしまったという幻の逸品です。
コロナ禍以降は、なんでも物価が上がってしまったように、色石(カラーストーン)などもやはりかなり上がってしまいました。
さらに、日本の長引く不景気とお隣の中国の好景気とで、品質の良いものがどんどん日本には入ってこなくなってしまい、昨今は綺麗な色石を探すだけでも一苦労になってしまいました。
幸い当店にはまだまだ作品化しきれていない裸石(ルース)がたくさんありますので、今回はその中から2ctアップのキレイなルビーを使用し作成いたしました。
こちらのデザイン、実は昔、宝石の鑑定鑑別の研究機関にお勤めされていらっしゃる方が、「このお気に入りの石は、いつか絶対先生(=当店オーナー)お願いしたいと思っていたんです」と仰って、ご自身の秘蔵の宝石をお持ちになって当店にご相談にいらっしゃった時に、オーナーが提案したデザインと同じタイプのものでなのです。
その方にお持ち込みいただいたのは、翡翠の中でも最高峰の《琅玕翡翠》だったのですが、半透明の澄んだ美しい緑色が特徴的な宝石です。
カボションカットという、上面がコロンと半球状になった形のもので、その宝石を今回のリングと同じデザインでお作りさせていただきました。納品後、お客様が何かのパーティーにその琅玕翡翠のリングをお着けになって行かれたところ、リングのあまりにもの美しさに、会場にいたカメラマンさんから手元の写真をぜひ撮らせてほしいとお願いされたそうで、嬉しいご連絡をいただいたこともございました。
さまざまなエピソードの詰まったこちらのデザインは、当店オーナーが本当に綺麗な宝石と認めたものにしか施さないものなのです。
西宮(兵庫)で、オートクチュールジュエリーやブライダルリング
アクセサリー・ジュエリーのオーダーメイド・リフォーム(リメイク)・修理(リペア)は
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いつの時代も色褪せない『クラシカルデザインリング』
2024年04月10日(水)
こんにちは。
西宮(兵庫)にある
熟練ジュエリー職人【菊井 一夫(キクイカズオ)】による自社オリジナルブランドのジュエリー制作販売から、オーダーメイド・リフォーム(リメイク)・修理(リペア)など、幅広く対応する郊外型のサロン『ジュエリー工房 フィール』です。今回ご紹介させていただきますのは、以前とあるお客様にお買い上げいただいた『クラシカルデザインリング』です。
今回、お客様が他のリングと購入を迷われていたポイントは、
こちらのリングのデザインが可愛いので、歳を重ねていくと身に着けにくくなってしまわないかしら、という事でした。可愛いデザインではありますが、決して幼稚な感じは一切なく。
あくまで王道のクラシカルデザインですので、ご年齢は特にお気にされなくても大丈夫ですよ、とお伝え致しました。今までにも沢山のお客様とお会いしておりますし、一族で代々ずっとお世話になっているお客様などもいらっしゃるので、本当にいろんな方ともお会いしてきましたが、基本的に、その方その方でお持ちになっていらっしゃる雰囲気などの本質的な気質の部分は、幾つになっても大きく変わるわけではありません。
ですから、可愛らしい雰囲気を持っていらっしゃる方は、お歳を重ねられたとしても、やっぱり可愛らしい雰囲気のままでいらっしゃいます。その方の本質的な雰囲気に合ったジュエリーはいくつになってもよくお似合いなんです。
流行を追いかけない普遍的なデザインだからこそ、時を超えて世代も超えて、皆さまから愛されるデザインとして沢山のお客様からご愛顧いただいているのだと思います!
因みにこちらのデザインの初出ですが、今からもう30年以上も前でした。
今見ても全く色褪せる事なく、いつまでも新鮮に見ていられる、まさしく、時を超えて代々受け継がれるに相応しい、そんなクラシカルデザインリングです。
西宮(兵庫)で、
オートクチュールジュエリーやブライダルリング、
アクセサリー・ジュエリーのオーダーメイド・リフォーム(リメイク)・修理(リペア)は『ジュエリー工房 フィール』へ。※完全ご予約制となっております。
営業時間は基本的には10時-17時ですが、時間外対応も致しておりますので、まずはお電話にてお問い合わせ下さいませ。
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【フルオーダー】メモリアルジュエリー
2024年04月06日(土)
こんにちは。
西宮(兵庫)にある
熟練ジュエリー職人【菊井 一夫(キクイカズオ)】による自社オリジナルブランドのジュエリー制作販売から、オーダーメイド・リフォーム(リメイク)・修理(リペア)など、幅広く対応する郊外型のサロン『ジュエリー工房 フィール』です。本日ご紹介致しますのは、遠方からお越しいただきました男性のHさまからご依頼いただいたメモリアルジュエリーのオーダー制作です。
詳しくお話をお伺いすると、
奥さまがお亡くなりになり、その後、その奥さまの遺骨で人工ダイヤをお作りになったのだとか。そして、そのダイヤと、お二人のマリッジリングを使って、いつも身に付けていられるようなメンズリングのオーダーでした。
よく男性の方からメンズ用のリングで、「印台リング」というのをリクエストされる方がいらっしゃいます。
印台リングというのは、リングの上面が平らになっていて、その部分にその家の家紋(紋章)が彫られているようなデザインのリングなのですが、その昔、封筒の糊付け部分に蝋を垂らし、その蝋に印台リングの上面部分を押し付けて封緘にしていたという、今でいうところのシーリングスタンプとしての用途と、ジュエリーとしての用途を兼ね備えていたものでした。
この印台リングから派生してカレッジリングなども出来てきたのだそうですが、いずれにせよ、フォルム的にはどれもイカつい感じで、そんなゴツいデザインが男性から人気なのだそうです。
今回お作りしましたリングは、この印台リングのような雰囲気もありながら…
それをかなりエレガントな雰囲気に仕上げたデザインになっています。せっかく上質なダイヤとプラチナを使ってお作りするので、あまりシルバージュエリーっぽくはなく、あくまで気品あるデザインという雰囲気でまとめ上げました。
完成品をお受け取りにいらした際は、その出来栄えにとても嬉しそうな笑みを浮かべて下さいました。
奥さまを想うお気持ちを大切に、愛着を持ってお使いいただけましたら幸いです。
Hさま、どうもありがとうございました。西宮(兵庫)で、オートクチュールジュエリーやブライダルリング
アクセサリー・ジュエリーのオーダーメイド・リフォーム(リメイク)・修理(リペア)は
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ダイヤリングのちょこっとリメイク
2024年03月29日(金)
こんにちは。
西宮(兵庫)にある
熟練ジュエリー職人【菊井 一夫(キクイカズオ)】による自社オリジナルブランドのジュエリー制作販売から、オーダーメイド・リフォーム(リメイク)・修理(リペア)など、幅広く対応する郊外型のサロン『ジュエリー工房 フィール』です。本日の投稿は、Kさまからご依頼いただいた、
ダイヤリングのちょこっとリメイクをご紹介します。お持ち込みいただいたダイヤリング。
Kさま曰く「こんなふうに大きなダイヤが入ったタイプの幅広リングが好みなんだけど、でもこれはなぜかボテッとした感じで、どうもスッキリしないのよね…」との事。
そこで、当店オーナーがご提案させていただいたのが、ダイヤを両サイドに足すという事。
Before画像をご覧いただくと、
こちらのリング、ダイヤを挟み込むように取り付けられている上下リング幅のプラチナ地金部分が太くて丸い感じになっており、どうもここが野暮ったく見える原因のようです。この丸くて太いプラチナ地金部分をヤスリで擦って平面状にし、そこに小さなダイヤを一列ずつ留めることでスッキリ洗練されたリングに生まれ変わりました。
さらに職人の技とセンスが光るポイントが。
この平面、完成品画像をご覧いただくとわかるように若干傾斜を付けることによって、中央の一番高いところから見て、なだらかなカーブを描いてデザインが一体化するように微妙なところまでこだわって細工されているのです今回のリメイク内容と致しましては「両サイドにダイヤを足しただけ」になるのですが、
Beforeと Afterとを見比べていただくと、こんなふうにちょこっとリメイクしただけでも印象が大きく変わることがよく伝わりますね。完成品をお受け取りにいらっしゃったお客様も、
「わぁ素敵!こんなのを思っていたのよ、これだったらずっと気に入って使えるわ!」と大変喜んで頂けました。Kさま、お任せいただきありがとうございました。
お手持ち品ジュエリーで「どこがどうってわからないけど、でもなにか納得いかないところがあるの」とお悩みの方がいらっしゃいましたらぜひ当店オーナーにご相談下さいませ。
西宮(兵庫)で、オートクチュールジュエリーやブライダルリング
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